5月12日金曜日第3回カレッジ開催しました。新型コロナ(COVID19)の扱いが緩和されてから初の開催でした。

マスクは個人判断ということになりましたが皆さん気を付けてマスク照着されてのご参加となりました。

(写真参考のごとく)

午前の部

講師:帝塚山大学名誉教授 森一貫先生

テーマ:市民とは

概要:まず、先生の自己紹介を兼ねられて2つのお話をされる。

1.大阪帝塚山学院と奈良帝塚山学園の存立の経緯と関係について。

  大阪帝塚山の歴史にも触れ、相互の関係、何故奈良学園前に帝塚山がといった疑問にも答えられる興味深いものであった。

2.大阪中之島まつりの紹介

  今年第50回を迎えた中之島まつりの発足の経緯ーすなわち中之島景観・建築の保存がその動機となっていることなどの紹介を受ける。

  この中之島祭り代表を森先生が務められる中での「市民」、みんなの協力重要性への言及がされる。 

 

 

3.市民とはの本題に入る。

  (1)「市民」なる言葉の成立の歴史

                          citizenの日本語訳からの経緯

  (2)「市民」の権利とは

       right of natureーー自然権、天賦人権 

  (3)「CIVIL」の概念

       社会に責任持てる人間であることー世の中をどうしたいかの意思があること

  (4)結論

     最も市民として重要なのは、次の3つを兼ね備えることである。

    ・権利

    ・責任

    ・共同

     これらを調和よく果たすことができる人々が市民といえる。  

午後の部

講師:東区福祉協議会 宮崎浩二講師

テーマ:高齢者福祉

概要:

1.視覚トリック:2つほど事例にて視覚というものが背景によりいかに騙されやすいかを紹介さる。

2.各種の統計資料を基に高齢化の実態と今後の進行がどうなっていくであろうかの紹介

  (1)高齢化の状況

  (2)日常生活についてーー生き生きの感じ方

  (3)統計からの気になる数値  

   (4)昭和の生活ーー「カルタ」とりを通じて昭和時代の生活実態を振り返る。

  (5)私の自由時間の過ごし方

     最後は、各自の過去、現在、将来においての自由時間をどう過ごしてきたか、どう過ごしたいかを整理する。

     さらにそれを各グループ内で話すことにより、自分と人の比較、並びにグループ内のコミュニケーションの向上を図る。

 

 

最後:次回長居植物園での校外学習についての連絡を通達する。